驗孕卡 - 太太と呼ばれて-+-台北駐在妻日記-+-

「COSMED（康是美）」というチェーン大手のドラッグストアの一角で、
台湾の意外な一面を見つけました。
それは、驗孕卡yàn yùn kǎのコーナーです。
驗孕卡とは、妊娠検査薬のことです。

この妊娠検査薬の充実ぶり。驗孕卡が棚二段に渡って並べられています。
台湾製からアメリカ製まで、様々なメーカーのものが揃えられ、
全部で１０種類はありました。
しかも、売り切れているものもあります。

日本だったら、マツモトキヨシに行ったとしても、
妊娠検査薬はせいぜい棚一段ではないでしょうか。
種類も２つか３つぐらいだと思うのですが。。

台湾の出生率は世界最低と聞いていたのですが、
妊娠検査薬のニーズは日本よりあるように見えました。

また、日本の妊娠検査薬と違うと感じたところは、
箱の表にいつから使えるかが明記されていないところです。
日本のものには、生理予定日の一週間後から使えますとか、
ちゃんと書かれています。

不思議に思って、驗孕卡を一つ買ってみました。

これが箱の表面です。

裏面です。

さすがに説明書には書いてあるだろうと思い、見てみました。

なんと、生理予定日当日から使えることが分かりました。
しかも、hCG（妊娠中のホルモン）が25mIU/mLから検出できると書かれていました。

日本で一般的に市販されている検査薬は、50mIU/mLからのものがほとんどです。
早期検査薬として25mIU/mLで検出できるものもありますが、
２００９年６月に妊娠検査薬の法改正があったため、
置いている薬局は少なく、見つけるのは困難です。

更に驚かされたのは、その価格です。
私が買った驗孕卡は１つ79塊でした。79塊といえば240円位です。
日本の妊娠検査薬だったら、定価で１つ1000円弱はします。

日本の４分の１の価格で、精度の良い妊娠検査薬が身近に売っているというのは、
本当にすごいです。

将来のために、妊娠検査薬を買い溜めしたくなりました。