孩子的天空

寶寶と散歩中に、バスの広告か何かで見かけた
「孩子的天空」の文字。


何だろうと思っていたら、反原発のテーマソングでした。
媽媽監督核電廠聯盟(原発監視ママ連盟)が、
有名人たちに呼びかけて作られた反原発ソングです。
何気なくミュージックビデオを見てみたら、
歌の壮大さとメッセージ性の強さに感動しました。
多くの人に見てもらえたらと思い、
老公と日本語字幕を付けました。



上記のミュージックビデオでは、反原発のデモの様子も見られます。


歌詞の「誰が黙っているから 誰が粗末にするから
この青空がだんだんと消えてなくなってしまうの」
という部分には、はっとさせられました。
サビの「今日の勇気が 明日の自由が
私たちの未来に 心配のない暮らしを取り戻す」
を聞くと、なぜか胸が熱くなります。
一人ひとりが声を上げることが必要なのだと感じます。


そして極めつけは、最後に映される子どもの絵です。
まだ漢字を書けないぐらいの小さな子が、
注音符号(ボポモフォ)で書いた言葉は、
「ママ、なんでげんぱつをたてるの?」。
この問いにちゃんと答えられるママは、
恐らく世界中のどこにもいないのではないでしょうか。


日本では、こんなにたくさんの有名人が協力して、
反原発ソングを歌ったことはありません。
でも、それができる台湾。
日本には足りないものを持っている
素晴らしい国だと改めて感じました。