臍帶血+臍帶

臺安醫院に定期健診に行ったついでに、
婦產科の前に設置してある生寶臍帶血銀行のブースで
臍帯血と臍帯を個人保存する契約をしてきました。


http://www.healthbanks.com.tw/index.asp


当然、費用は高いけれど、老公と話し合った結果
生まれてきてくれる赤ちゃんのために
保存しようということになりました。
正直なところ、原発事故が起こる前なら、
保存の必要性を感じなかったと思います。
でも、一年後には日本に戻らなくてはいけないことや、
日本の放射能汚染の現状を考えると、一生にただ一度の機会を
どうしても逃してはいけないような気がしました。


保存した臍帯血と臍帯は、赤ちゃんのためだけではなく、
適合する四親等以内の家族のためにも使えます。
赤ちゃんや家族が将来、癌やその他の病気に冒されても、
臍帯血と臍帯があれば、命を救えるかもしれません。
生寶臍帶血銀行は規模が大きくて経営も良好そうなので、
がん保険に入るよりも有益だと思いました。



臍帯血からは造血幹細胞が保存でき、白血病等の癌のほか、
血液や免疫疾患、代謝異常の治療に利用できます。
臍帯からは間葉幹細胞が保存できます。
間葉幹細胞は造血幹細胞の移植に際して、免疫機能を調整して、
移植の成功率を上げるのに役立ちます。
その他、心臓病や糖尿病、肝炎、肺病などの慢性疾患にも有効です。
臍帯の保存は、赤ちゃんのためというより、どちらかというと
高齢になる家族のために保存することになります。


費用は臍帯の保存が27年で10万元。
臍帯血の保存が22年で10万元。
合わせて20万元(約55万円弱)でした。
本来なら20年までしか保存できないようですが、
臍帯の方は、媽媽教室に参加した特典で+5年、
臍帯と臍帯血の両方が、費用の一括支払いの特典で
+2年になりました。


選んだのは下記の二つの保存方法です。
【臍帯血】
http://www.healthbanks.com.tw/ch_00_content.asp?sn=96
【臍帯】
http://www.healthbanks.com.tw/ch_00_content.asp?sn=59


費用はやっぱり高いと思いますが、調べてみたら、
臍帯血は日本で保存するよりはお得でした。
しかも、日本で保存できるのは、臍帯血だけ。
臍帯の保存は行っていないようです。


生寶臍帶血銀行で、臍帯と臍帯血の保存の契約をすると、
↓のような保存のためのセットをもらいました。


【臍帯保存容器】


【臍帯血保存容器】


陣痛が始まって病院に向かう時には
忘れずにこのセットを持っていきたいと思います。