キャッチセールス

日本では、繁華街を一人で歩くのが苦手でした。
キャッチセールスの人にしつこくされるのが嫌だったからです。
でも、今は否応なく外国の繁華街のど真ん中に住んでいて、
老公のいない平日は一人で買い物に出歩きます。


繁華街を一人で歩いていると、キャッチセールスに捕まります。
それは台湾も日本も同じです。
台湾の人は、男性がちょっとしつこいです。
押しが強いというのでしょうか。


昨日もスポーツクラブのキャッチセールスに声をかけられました。
急いで歩き去ろうとすると、「等一下」(ちょっと待って)と
前に立たれて道を塞がれます。


でも、外国人である私にとっては、とっておきの魔法の言葉があります。


「不好意思。我聽不懂。」


「すみません、中国語わかりません。」という意味です。
これを言うと、みんな引き下がって道を空けてくれます。
言語の壁って、役に立ちますね。


あまりにもあっさりと引き下がってくれるのに感動して、
日本でもキャッチセールスに捕まったら、外国人のふりをして
「日本語ワカリマセン」とか言ってみようかな…
なんて思ったりしました。