橘攝兒童寫真館

少し前のことになりますが、
近所の子ども専門の写真館で、
寶寶の写真を撮ってもらいました。


台湾では、子どもや赤ちゃんの写真を撮って
アルバムにするのが流行っているので、
記念に撮ってみたいと思っていました。
変身写真が撮れるスタジオは、
台北市内にたくさんありますが、
こちらは子どもや赤ちゃん専用の
変身写真館のような感じです。
生後一ヶ月の乳児の可愛い寝姿を撮った
アルバムのサンプルもありました。


セキュリティチェックが必要です


撮影時、寶寶はまだ歩けませんでしたが、
特に問題はなかったです。


事前の打ち合わせでは、
どんな印象の写真にしたいか希望を聞かれ、
淡い色合いにしたいとお願いしました。
撮影時間は、事前の打ち合わせや衣装選びなどの
準備時間を含めて4時間程度です。
撮影中は、カメラマンさんをはじめスタッフの方が、
寶寶のいろいろな表情を引き出そうと、
工夫を凝らしてくれました。


出来上がった写真は、ほんの一部ですが、
こんな感じです。






撮影した写真の中から気に入ったものを選んで、
アルバムやカレンダーなどにしてくれます。
撮影した写真は300枚ほどでしたが、
老公も私も、どの写真も全部気に入ってしまい、
アルバムに載せる写真を選び出す作業が
本当に大変でした。


寶寶はまだとても小さいので、
台湾に住んでいた記憶は残らないと思います。
でも、この変身写真のような赤ちゃん写真があれば、
小さい頃に台湾に住んでいたことを
いつか実感してくれるかもしれません。

中国語検定

去る3月の、春うららかな午後。
老公と二人で、台北の日本人学校へ
中国語検定2級を受験しに行きました。


中検 | 中国語検定試験


老公と二人だけで出かけるのは、出産後初めて。
寶寶は、日本から遊びに来てくださっていた
老公のお母様が見てくれました。


老公と時間を合わせてインターネットで受験申し込みをしたので、
同じ教室で受けられました。
番号も一つ違い。席は老公が前で私が後ろでした。
教室には、小学校高学年ぐらいの少年少女がいて、
さすが海外の試験会場、すごいと驚きました。


試験の前は、中庭のベンチで老公と試験問題の山をかけたり、
試験が終わると、一緒に答え合わせをしながら帰ったり。
まるで、寶寶が生まれる前に戻ったように感じて、
束の間の楽しいひとときでした。


結果は…どうやらやっと合格したようです。
台湾に来てから、妊娠・出産・育児があったとはいえ、
二年以上の月日が流れていました。
語学学校に通っていた頃のクラスメイトは、
一年も前に受かっているというのに。。。
でも、老公と一緒に同じ試験を受けることができて、
嬉しかったです。


これからも、同じ目標に向かって
共に歩めるような夫婦でいたいです。

媽媽監督核電廠聯盟

寶寶と一緒に見ていた卡通頻道で、たまたま目にしたCM。



老公に話したら、日本語訳を付けてくれました。


最初は、ベビー用品の宣伝かなと思ったけれど、
まさか反原発のCMだったとは。
ママの目線で作られているCMで、
私のような外国人にも訴えかけるものがあります。


台湾でも、反原発に立ち上がる
女性達がたくさんいるのですね。


赤ちゃんに離乳食を食べさせるという
普段の何気ない光景の中に、
反原発を表現する創造力。
そして、最後に続く ''孩子的未來,無須公投''
「子どもの未来に、国民投票は必要ない。」
という強いメッセージ。


とても心に残りました。

出会い

嬉しいことがありました。
今、感謝の気持ちでいっぱいです。


長い間ずっと出会いたくて、探し続けて、
それでもこれまで出会えなかった人に
台湾で出会うことができました。


それは、本当に信頼できる歯医者さんです。
誠安牙醫診所
王 麗路(おう りる)|歯チャンネル歯科相談室


歯列矯正をしていた影響で、歯については苦労してきたため、
歯科医療に対する不信感がなかなか拭えず、日本にいても
大学附属病院や良いと言われる歯科医院を転々としてきました。
正に医療難民という言葉のとおりです。


台湾に来てからは、状況は更に悪化しました。。。
歯医者さんに歯の定期検査やクリーニングに行くことはできても、
治療を受けることはできませんでした。
そこまでの信頼関係を築くことが、私にはできなかったからです。
ただ虫歯の治療のためだけに、一時帰国したこともありました。


でも、寶寶が生まれてからは、なかなか一時帰国はできません。
歯が痛くなると、精神的にもかなり追い詰められました。
そんな時、幸運にも新光吳火獅紀念醫院の王先生の存在を知り、
今日、虫歯の定期検査を受けてきました。


王先生は、日本語が堪能で、日本人と区別が付かないぐらいです。
でも、それだけでは決してありません。
私の眼には、悩む患者に対してしっかりと向き合ってくれる
良心的な歯医者さんに映りました。
寶寶を預ける先がなく、診察台の傍まで連れて行きましたが、
嫌な顔ひとつせず、寶寶の名前を覚えてあやしてくれました。
人間的にも尊敬せずにいられないような、
そんな素晴らしい方でした。


まず、私の歯の状況を細かく診て、丁寧に説明してくれました。
私は歯を磨き過ぎということで、歯磨きの回数を減らして、
水をよく飲むようにと指導してくれました。
歯のデジタルレントゲンは、拡大して見せてくれました。
虫歯の進行を抑えるために、フロスはデンタルリンスに
1分ほど浸してから使うという裏技を教えてくれました。
虫歯の治療に使われているドリルの刃の種類を、
歯の先が粗いもの、細いものなどを並べて、
どのようなものがあるか何種類も見せてくれました。
虫歯の治療をその場で決断できなかった私に、
半年有効という2500ppmのフッ素を塗ってくれました。
そして終始、無理に治療を薦めることはありませんでした。


とにかく、私が不安で質問することに対して、
患者が素人だと思って適当に誤魔化したりせず、
専門的な話を交えて細かに説明してくれるのです。
それが、本当に嬉しかったです。


帰り道、気が付いたら、涙が溢れていました。
台湾にいるうちは、歯の治療はできないと、
ずっと張りつめていた気持ちがほどけていくようです。
王先生は、私がこれまで出会った歯医者さんの中で、
一番信頼できる先生だと感じていました。


虫歯の治療のために帰国する必要は、
もうなくなりました。

彈彈椅

ベビー用品で、本当に買って良かったもの。
というか、もっと早く買えば良かったと後悔したもの。
それは、ベビービョルンのバウンサーです。



寶寶が生まれてから、ゆっくりお風呂に入る時間は
なかなか取れませんでした。
寶寶は眠りが浅くて、すぐに起きてしまうので、
老公に寶寶を見てもらっている時間しか
お風呂に入れませんでした。


そこで、日本人のママ友にお風呂に入る時、
寶寶をどうしているのかと聞いたところ、
ベビービョルンというスウェーデンのメーカーの
バウンサーで寝かしていると教えてくれました。
やっぱり持つべきものはママ友ですね。


それで、同じベビービョルンのバウンサーを買おうと決意し、
日系デパート、ベビー用品のお店を数件回り探しましたが、
見つかりません。
日本では、ベビービョルンのバウンサーは流行っているのに、
台湾の方はあまり知らないのかもしれません。


そこで、いつも使ってる「PCHome」という
台湾の通販で注文しました。


【PCHome】
PChome 線上購物


注文した直後、PCHomeから電話がかかってきました。
商品は、今は台湾にはないというのです。
スウェーデンから直輸入するので、お届けまで一カ月かかるとか。
(実際には一カ月半かかりましたが。。。)
やっぱり台湾では、まだあまり認知度がないのですね。


一カ月半も待って、やっと届いたバウンサーですが、
寶寶は大喜びでした。
ハンモックのような乗り心地と、
自然な揺れが気に入っているようです。
私がお風呂に入る間は、お風呂場にバウンサーを持ってきて、
寶寶をバウンサーに乗せていたら、ずっとご機嫌でした。
寶寶が泣かないでいてくれたので、
ゆっくりお風呂に入れました。
もっと早く買えていたら良かったのにと思います。

日藥本舗東門店

授乳中に欠かせない栄養素、カルシウム。
食事から摂取するだけでは心配なので、
錠剤で摂ることにしています。


日本に一時帰国した際、薬局で薬剤師さんから
薦められたのが、このカルカルシンという錠剤です。


[rakuten:karadacare:10004394:detail]


カルカルシンには、カルシウムの他、カルシウムの吸収に
必要とされているビタミンDも含まれています。
他の錠剤は、ビタミンDが含まれていないものが多く、
カルシウムを吸収するためには、日光に当たったり、
食事からビタミンDを摂取しなくてはいけません。
ズボラな私には、カルシウムとビタミンDが
一気に摂れる錠剤がうってつけでした。


一時帰国の時に買い溜めしたカルカルシン。
そろそろなくなってしまうので、どうしよう、
やっぱり薬は日本製がいいなと思っていたところ、
MRT東門駅の出口6の近くにある日藥本舗東門店で
カルカルシンを見つけました。



日藥本舗東門店は9月末に開店したばかりですが、
品揃えが良いし、永康街で食べ歩きをした帰りに
ちょっと立ち寄れる立地の良さが魅力的です。


それにしても、日本の薬が気軽に買えるなんて
本当に有難いです。

初戀風暴

寶寶が寝た隙を見計らって、久しぶりに老公と家で映画を見ました。
「初戀風暴」というミシェル・チェンが主演している映画です。



ロケ地は主に台北のようです。
近所の国父紀念館とか新光三越とか、
通い慣れた台湾大学のキャンパス、
FiFi茶酒沙龍のカフェなど出てきて、
見ているだけで楽しい気分に。
とにかく、ミシェル・チェンが可愛い。
そして、中国語が聞き取り易い。


寶寶が生まれてから映画を見るのは初めてでした。
ストーリーは家族を巻き込んだ恋愛ものなのですが、
私はミシェル・チェンが演じる主人公の女子高生より、
その母親の方に感情移入して見てしまいました。
実年齢はミシェル・チェンの方が近いはずなのに。


子供を持つと、それまでとは違った視点ができると、
この映画が教えてくれました。